Someday distortion becomes genuine!
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ねえ、君が好きだった。
不器用に笑ってくれた。
君も傷ついていたのに。
手をさしのべてくれた。
その手もまた、傷ついていたのに。
桜の花びらが夢の中の絵みたいに散っていたから
今でさえこんなにも鮮明なのかな。
桜を見ると、今も思い出すんだ。
もう、二度と笑ってはくれない事を。
「憎んでいる」と、自分が思っていたはずだったのに。
ふしぎだね。
二度と謝る事もできなくなって、初めてそのひどさに胸が痛んだ。
何度も君を想った。
思い出せるのは、君の笑顔だけだった。
君の笑顔が好きだったんだ。
たとえ憎んでいても。
君のことが好きだった。
君を、確かに愛してた。
いつだって
どんな季節だって
桜の木を見たとき
思い出すのは舞う花弁
春の陽のした
微笑む君が
立つ姿。
― 静かに眠る、君の横顔 ―
君に祈りを、捧げる日。
約一年前に書いたもの。
オフ友に捧げたものを改編したものを、快く了承をもらい
(ほんとにありがとほ。。)陽の目をあびることになりました。
春頃に捧げたものなので設定も春になっております。
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