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Someday distortion becomes genuine!
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友情に包まれてみたり

風とおしゃべりしてみたり

星ひとつない暗闇のなかで

水の流れる音をきいてみたりしている


空気はやけに遠くて

人の声なんてもう忘れたの。



くらやみ、は好き。

雨、も好き。

誰の姿も見ないで

誰の声も聞かないで

人の声なんてかき消してくれるから。


暗闇は好き。

雨も、好き。

泣いていても、泣き叫んでいても

こんな情けない姿をかくしてくれるもの。


暗闇がきても

雨が私の肌を激しく打っても

わたしは。



ねえ、わたしはそのあと光がくるのを知ってる。

ねえ、わたしはそのあとにある光の温もりを忘れてない。


だから、だいじょうぶ。

ねえ、わたしは、だいじょうぶ。


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暑くても、寒くても、君がいたのに。

今はもう隣にいないんだね・・・。

それはあたりまえのこと。

だって、わたしが君から離れたんだから。

「がまんできなくなったの」

秘密の呪文。許される呪文。絶対の呪文。

諦めの、呪文。


諦めたくなかった、最初はね。

今でも、好き。

これからも、好き。これからも、忘れない。

それでも、君に逢えなくなる日が来ました。

暑くても、手を握って

寒くても、笑いあった

そんな日が、宝物

ここにあるのは一握りの幸せ


満足なんてできない

そうしたらオワリだから。


ねえ、まだもう少し時間が必要みたい。


昔に作った何よりも固い殻は

僕を長年の間守ってくれたのだけど。


癖はまだまだぬけないみたい。

殻を割るのにも時間が必要みたい。


だって真実は僕の中でいつだって変わるけれど

事実は増えていくだけで変わらないからね。

金色の足跡を

あとに残して

 

蒼海の上を

はばたいて

 

憧れる場所を、まぶしそうにみつめた。

手をかざしたその先に

何があるかはわからない。

 

失うものも

得るものも

確かな事はいえないけれど

 

いま、苦しいことだって

いま、悲しいことだって

 

いつかはきっと笑えるわ。

そんな自分がいたのだと。

幼い自分がいたのだと。

 

いま、笑えることだって

いま、確かにここにあるから。

 

 

 

「一人では生きていけないんだ。」
そう言って静かに微笑んだ祖父は
陽射しの中でゆっくりと目を閉じた。
 
暗闇の中の記憶は
そう簡単には薄れさせることができなくて
彼の言葉は生きるごとに染み渡っていく
 
ある日、一つの命が消えた
僕の傍からいなくなってしまった
兄弟のように一緒に生きていたのに
彼女は僕を置いていってしまった
 
ある時は親より近く
あの頃誰よりも長く近くにいてくれた彼女に僕は
もう、二度と会えない
 
僕は彼女の遺体に会うことなく
彼女が何処に眠るのかもわからない
 
彼女に会わなかったのは
信じたくなかったから
もう何処にもいないのだと
認める気がしたから
 
祖父が遺した言葉の意味は
生きるごとに変わっていく
それでも彼の言葉の意味を
尋ねる機会も僕は持たない
 
僕は何かになれるだろうか
誰かに残せるだろうか
 
その道の行く末もまた
僕は見届ける術を持たない
 
生死を別つ、その時に
ただ傍にいたいと願う
 
生死を別つ、その時に
僕はきっとあなた方に願うだろう
 
安らかであってほしいと
穏やかであってほしいと
・・・・僕はきっと祈るだろう。
この道が回り道かは分からない。
 
ここはまるで暗闇の中の幻想世界。
 
僕の下した決断の一つに
成功や不成功なんてないのかもしれなかった。
それでも何らかの結果が出る事は明らかだ。
 
時に重過ぎるくらいの罪悪感と落ち込む僕の姿は
周りの人の笑顔さえも吸い取っていて
僕はできることだけやろうとしてしまう。
僕はできることもできなくなっていく。
 
こんなんじゃダメだ。
こんなんじゃダメなんだよ。
 
分からない事は不安で
だってそれは先が見えないってこと。
暗闇の中一つの灯火を持って足元だけを照らして歩いていくようで
 
とても、おそろしくて。
 
今いる一本のこの道を行ったり来たりすれば
少なくとも足を踏み外す事はないから
僕はあまり前に進むことができないでいる。
 
だけど、だけどね。
歩き始めた場所から、僕は確かに進んでいるんだ。
そのことに気がついたんだ。
 
 
僕は耳をすませた。
暗闇の中で、僕の中に生きる人たちの声に
もう一度声をすませた。
 
「ゆっくりでいいからね」
「大丈夫?」
「少しずつね、覚えていってね」
 
ああ、そうか。
僕は確かに助けられているから。
僕の中のどこかが、彼らの役に立ちたいと願うのかもしれない。
がんばって、くじけるなと僕を鼓舞してくれた人たちに
僕は何かを返したいんだ。
だから不安の中でまた一歩を踏み出してみるんだろう。
時に手探りで、足元を確かめながら。
少しの灯りが見えたなら、溺れながらもあがきながらも
ひやりとした沼地に浸かりながら僕は歩いていく。
 
・・・・ねえ、もう一度がんばるよ。
 
ここは暗闇で、時にどの道も曲がりくねり
周りには極彩色の幻想が舞っていたりする。
だけどこの中には僕を生かす声があって
それは明るい世界よりもはっきりと聞こえるんだ。
 
幸せが何かはわからない。
だけどこういう生き方が僕には合っているみたいだ。
 
がんばる人へ、がんばり過ぎないように。
 
がんばることができないでいる人へ、もう一度耳をすませるように。
 
誰かを生かす全ての人へ、祈りを込めて。
 
僕は再び歩きだす。
君もまた歩いているのだろう。
この暗闇の幻想世界を。
果てる事なき
この暗闇の幻想世界を。
風にのって聞こえた声は
少し震えて耳に届いた。
 
ここで立ち止まったら
答えが出るわけではなくて
 
ここで立ち止まったら
誰かの心が軽くなるわけでもなくて
 
ここで泣いても
何かが変わるわけじゃない
 
だからせめて地平線をながめていたんだ。
ただただ地平線をながめていたんだ。
 
会いたいのにできないことが悔しくて
会えない自分であることが悔しくて
 
願っても許されるだろうか?
いつか憧れた場所に立つことは許されるだろうか?
 
君の隣に立つことに納得がいく自分になりたくて
僕は今日も僕の道を歩き続けてる。
 
違う道を歩く君と並んで立つために
納得できる、自分になるんだ
嫌いなものは、ずっと昔からはっきりしていた。
 
情けないものはキライ。
 
くじける心はキライ。
 
信じられないものはキライ。
 
 
ねえ、どうしてあきらめるの?
そこまで辿りつくのだって、誰かを傷つけたはずなのに。
 
独りだけでたどりついたわけじゃないでしょ?
 
それなりの努力を支払ったでしょ?
 
見守ってくれる誰かを求めたでしょ?
 
 
情けないところ見せないでよ。
誇れるあなたをみせてよ。
誇れるあなたでいてよ。
 
傍にいたいと思ってくれるなら
その前に背筋のばして生きて見せてよ。
 
あなたの道を、あなたが選んだんだから
泣き言なんかやめてよ。
 
がんばった結果をみせてよ。
それが成功でも失敗でもかまわないから。
 
泣き言だけの途中経過なんてやめてよ。
そんな関係はキライ。
 
思い出はきれいに残るから、逆に汚さないでよ。
あんなに一緒に笑えたのに、もう一緒に笑えない。
そんなの悲しすぎて嫌なんだよ。
 
ずっと一緒に歩いていきたいから
 
誇れるあなたでいてよ。
 
絶対に見捨てたりしてやらないから。
 
僕の胸に不安がある
 
僕の胸に希望がある
 
僕の胸に不安があるのは
僕が一歩前に踏み出したから
 
僕の胸に希望があるのは
僕がそれに向かった証が
自分に染みついているから
 
傷ついてなんかない
 
傷ついてなんかいられない
 
立ち止まったら押しつぶされそうなんだ
 
いろんな事を犠牲にしたから
僕はせめてそれに報いなくちゃいけない
 
立ち止まった瞬間に罪悪感が僕をにらむから
 
僕はそんな自分を許せないから
 
 
 
きれいな世界を見たいわけじゃないんだ
 
きれいな世界に住んでみたかっただけ
 
叶わないとわかっていても
この想いを止められないだけ
 
足早に流れていく街並みへ別れを告げる僕に
駅のホームの少年が叫びながら手を振るのがみえた
 
僕はただ顔をしかめて微笑んだ
 
少年の体はやがて車体に遮られて
やがてみえなくなった
 
君がいた夏
 
僕がいた夏
 
 二度ともどらない
 
 二人だけの時間、だった。
 
満ち溢れる音はない。
 
耳に入るのは、
 
バスの音
かすれかすれの人々の笑い声
いい天気だと、穏やかに笑いあう
 
箒で掃く音
本をめくる音
子供たちの笑い声はまだ聞こえない
 
ひとり、佇んで
ひとり、この音を聞く
じっと佇む、この音を
 
 
静寂の、音がした
どうして、一緒に生きたいか、なんて。
わからなかった。
 
わからないままで、いいのだと思っていた。
そのままでいいのだと。
ずっと、このときが続くようにと。
それでいいのだと。
 
ただ、君がいとしかった。
 
それだけの事実が僕を人間にさせていたから()
ただ、それだけでよかったんだ。
 
ごめんね。
傷つけて、ごめんね。
 
ありがとう。
馬鹿な事をするな、と止めてくれて。
きっとぼくは
笑い飛ばしてくれる誰かを
ずっと待ってたんだ。
 
暖かさをもらったから。
厳しさをくれたから。
僕はもう生きていける。
 
だれもいなくても
 
周りに誰もいないように感じても
 
思い出すことができる
 
叱ってくれた君達を
一緒に怒ってくれたことを
時に笑わせてくれたことを
 
苦しくても笑う力をくれたのは君達。
 
今は離れている。
遠く、遠くにいる
 
だけど確かにこう思える。
きっと、歯をくいしばって生きているだろうと。
悲しい跡も越えて、自分にとっての自由をもとめて。
きっと、自分と戦っているだろうと。
そう、確かに信じることができるから。
 
戦い続けよう。
生き続けてみよう。
君に返せるものは、この想いだけだから。
 
戦場に帰りましょう。
剣を持って戦いましょう。
血だらけになっても
走り続ける誓いをたてましょう。
 
 
君に返せるものは、この想いだけだから。
傷だらけのまま
走り去っていく
泣きながら
それでも「ありがとう」と
笑顔をまわりにむける君へ
 
「ありがとう」と言われるたびに
じつは悲しくなるんです
君がその言葉をいうときは
やるせない気持ちのときだから
どうしようもない気持ちを
自分にぶつけたときだから
 
「君が、大好きだよ。」
そんなこと、言えるわけがない。
言葉を求める君に、僕は心の中でだけ正直になる
 
「君が、大好きだよ。」
 
言葉にすると安っぽくなる気がして
なんとなくいえないだけ
 
「君が、大好きだよ。」
 
周りに怒りを向けない君。
苦しくてもあきらめない。
現実をみて、苦しそうに、それでも選んだあの日。
選んだものも、選べなかったものも、すべてをうけ入れた。
 
強いのかなんてわからない。
それでも、君が好きだよ。
弱くても、君が好きだよ。
 
疲れているときは、無理をしないで。
心配事や不安や、やり場のない怒りだって。
柳のように受けてから、そっときみにかえすから。
 
君が傷ついたら、僕も少し苦しい
君のそばに立っているから
 
君が泣いてたら、やっぱり僕も苦しい
君の苦しさには全く及ばないけど
 
そして静かに叱るだろう
君を静かに叱るだろう
馬鹿だね
不器用だねと
 
そうしたらみんなで飲み明かそう
そうしたらまた走り出そう
傷ついても、帰る場所はあるから。
 
終わりのない道も、いいことがあるってことだから。
 
 
いつまでだって、待っているから。
 
 
きずつけて、きずつけて、きずつけられて。
そんなことをくりかえして
そうしたらね、いつのまにか、なんにもかんじなくなってた。
いたさも、つらさも。
いつのまにか、こんなものか、そんなふうにおもえてきたから。
そう、とってもラクになれたから。
 
もうにげてもいいかなぁ。
いろいろなものをかかえているのが、じぶんだけじゃないこと
わかっているけど、やっぱりそれはギゼンですか
 
したはんぶんだけのつきがわたしをみていて
わたしはこごえそうなくうきのなかにみをひそめています
 
あしたはちがうわたしになれたらいい
つきあかりのまつのかげが、そっとわたしをわらっているから。
君の声が届くといい
そっと君を見守る
遠くの、近くの、誰かに。
 
時々ぼうっとしてしまうことがある
何を考える事もなく
ただ外の景色をながめていたくなる
 そうしてそのままため息をつく
 
自分が選んだつもり
実際は砂の上の楼閣
自分の涙のつもり
本当は迷いの塊
真実なんて誰にも分からない。
 
いろいろな人を見てきた
どうしてどうやって人生の選択を行ったか?
人の人生の選択は聞いてみるとあまりにもあっけない。
 
血のつながったひと
恩があるひと
少し長く生きているひと
同じ場所で笑ったひと
 
自分以外の人間はまったく違う世界に生きているらしい。
 
そして僕の出した結論。
 
人の意見は自分の信念にはなりえないという真実。
 
 
僕は何にもなれないという真実。
 
 
僕は僕以外になれないという
忘れがちな哲学。
 
 
 
 
ある日少女はつぶやきました。
かみさまたすけて。
神様は訪れませんでした。
最後の日まで訪れませんでした。
少女は森の奥にいました。
たった一人でうずくまって、その後静かに横たわりました。
しんだらかみさまのところへいけるかなあ。
おなかいっぱいのりんごのたるとがたべれたらいいなあ。
そんな事を考えながら、少女は眠りにつきました。
しぬことがこわいだとかそんなことは考えないまま。
少女は眠りにつきました。
そのままずっと、眠り続けました。
 
ある日、一人の少年が森を歩いてきました。
今はもう冷たくなったその少女の姿を見つめました。
深い森の中で少女を見つけられた事はある意味奇跡だったかもしれません。
少年はかみさまありがとうございます。と心の中で言いました。
かみさま。かみさま。かみさま。
どうか妹を助けてください。
かみさま。
いるのならどうか。
 
二人の人間が森の中を連れ立って歩いていました。
数日前に二人は、
生きるために罪を犯しました。
消える事のない罪を犯しました。
そうしてそっと、泣き疲れた男の子を抱いて家路に着きました。
 
彼らにとって罪は、ずっと消えないものでしょう。
辛すぎる生活は彼らを追い詰めていくでしょう。
そこにはヒトが定めたルールなどは関係ないのでしょう。
 
・・ただ苦しみがあるのでしょう。
そこに意味などはきっとないのでしょう。
 
どこかにいる誰かが、そっとつぶやきました。
人生は一度きりだとか。
だから後悔のないようにだとか。
オワリの瞬間にきいたのはそんな陳腐な言葉だった。
 
『モノが豊かな時代だから、大切なものも分からないんだ』と。
 
 
戦争体験のない大人は
モノが豊かかだというけれど
そういう大人が経験したモノの貧しさとはどのようなものですか。
 
鉛筆がない国の子供が想像できますか。
人種差別が根付く国が想像できますか。
国の中で殺しあっている国が想像できますか。
家も家族も戦争で失う涙をわかりますか。
一年中それにおびえ続ける、彼らをあなたはわかるつもりでいるのですか。
 
私にはできません。私にはわかりません。
 
 
モノが豊かな時代だというから、そうなのでしょう。
悲しみがあることはたしかな事実でしょう。
しかしそれは私の経験ではないでしょう。
歴史を覚える事が必要でしょう。
しかしそれは何のためですか。
ありきたりの正義感は、いったい何を救うのですか。
 
何を教えることができますか。
愛ですか。憎しみですか。
 
伝えるべき事はなんですか?
 
憎しみのこもったまま骸となったまなざしで
いつまでも虚空をにらみ続けている『わたし』が
ここに燻り続けているのです。
 
陳腐な言葉を刷り込んだ、オトナが通ったその道を
いつまでもいつまでも
 
にらみ続けていた。
 

 
ねえ、君が好きだった。
不器用に笑ってくれた。
君も傷ついていたのに。
手をさしのべてくれた。
その手もまた、傷ついていたのに。
 
桜の花びらが夢の中の絵みたいに散っていたから
今でさえこんなにも鮮明なのかな。
 
桜を見ると、今も思い出すんだ。
もう、二度と笑ってはくれない事を。
「憎んでいる」と、自分が思っていたはずだったのに。
 
ふしぎだね。
 
二度と謝る事もできなくなって、初めてそのひどさに胸が痛んだ。
何度も君を想った。
思い出せるのは、君の笑顔だけだった。
君の笑顔が好きだったんだ。
たとえ憎んでいても。
 
君のことが好きだった。
君を、確かに愛してた。
 
いつだって
どんな季節だって
桜の木を見たとき
思い出すのは舞う花弁
 春の陽のした
微笑む君が
立つ姿。
 静かに眠る、君の横顔 ― 
君に祈りを、捧げる日。
 
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